白いドレス

昔からの習慣で再婚の場合は白いウェディングドレスを着てはいけないと言われております。
なぜなら白は純粋無垢というイメージがあります。
ですので初婚しか着てはいけないという定説があるのです。

白いウェディングドレスの誕生は、は1840年までさかのぼります。
イギリスのビクトリア女王が結婚式の時に着たのがはじまりです。
その前は黄色いドレスが一般的でした。

それまでは小説の中で登場していたに過ぎず、ビクトリア女王が着たことによって一気に注目されました。
新聞や雑誌などは白いウェディングドレスを取り上げ、上流階級を中心に広まりました。
白いドレスに白いベールという形が導入されたのです。
19世紀後半には一般家庭にも広まりました。

当時は、結婚式だけでなく、他の行事でも着ていたそうです。
ですので現在とは違い、実用性が重視されました。

イギリスでは上流階級でも再婚の場合は、白いウェディングドレスを着てはいけないというルールがありました。
しかも、処女であると条件もあったのです。
白は純粋の象徴で結婚前に性行為を行ったものは純粋でないとされていました。

しかし、日本の場合はイギリスほど厳しくはありません。
年配の方から白いドレスはふさわしくないと指摘はされます。
それはイギリスの名残といえるでしょう。
最終的に決めるのは自分たちです。

ちなみに日本のウェディングドレスは19世紀にはもう伝わっていました。
しかし、ごく一部の人しか着ていませんでした。
戦争などの影響で欧米文化は日本に浸透しにくく、戦後もなかなか着る人はいなかったです。
広まるでは和装が中心でした。

1960年代でもわずか3%にすぎませんでした。
ようやく普及したのは1970年代になってからです。
ですのでましては再婚の人が着ることはありえなかったのです。
1970年代になると洋装が和装を圧倒しています。
その影響で年配の方は再婚の人はウェディングドレスを着るべきではないと考えるのです。

相手にウェディングドレスを着てくれと言われて習慣だからと断るのも変です。
再婚とはいえ、幸せの晴れ舞台です。
白いドレスを着たからって白い目で見る人はほとんどいません。

もっとも日本では伝統でも習慣でもルールでもなんでもありませんのでそれほど気にする必要はありません。
堂々と着て下さい。
遠慮していたほうがかえって興ざめな気がします。
多くの人に祝福される結婚式を挙げましょう。


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