ひと昔前と比べると、離婚はごく一般的なものになりつつあります。

周りを見渡しても、離婚し女性が一人で子供を育てる「シングルマザー」の存在も少なくありません。

シングルマザーは父、母が揃っても大変な子育てをたった一人で担っていかなくてはなりません。

仕事と子育ての両立は非常に苦労も多いかと思いますが、まだまだ先の人生は長いもの。

今回はそんなシングルマザーに向けた婚活について見て行きたいと思います。

シングルマザー数は123万人以上

冒頭でも述べた通り、昔と比べると「離婚」は珍しいものではなくなってきました。

また単に夫婦のみの離婚に限らず、子供がいる夫婦の離婚も比例して増え続けているのも現実です。

子供が幼い場合、約9割の夫婦が親権者を母親に定めると言われていますから、必然的にシングルマザーの数も増加することになります。

実際には、現段階で国内にシングルマザーは123万人以上となっているようです。(平成28年 厚生労働省 全国ひとり親世帯等調査の結果より)

逆にシングルファザー(父子家庭)は18万7千となっていますから、6倍以上もシングルマザー(母子家庭)が多い事がわかります。

もちろん、離婚したシングルマザーも新たに結婚し幸せをつかむことができます。

それでは、シングルマザーの再婚について見ていきましょう。

バツイチ女性の再婚率

まず、バツイチの再婚率について見て行きます。

離婚をした女性の5年以内の再婚率は、22%強となっています。約5人に1人の割合で離婚後5年に再婚する確率となっています。

さらに年代別に見てみると、離婚時19歳以下だった女性の5年以内の再婚率は40.6%、20~24歳だった女性は36.8%となっています。

離婚時の年齢が若ければ若いほど早いうちの再婚確率が高いようです。

次に離婚後5年以内の縛りを外して見て行きます。女性の再婚には妻のみ再婚と夫婦ともに再婚の2パターンが存在します。

気になる数字ですが、平成27年のデータでは以下のようになっています。

再婚数
初婚再婚約45,000組
再婚再婚約61,000組

女性の再婚数は、およそ10万6千組となります。

これをこの年の離婚件数である22万6千組で割ってみます。

106,000÷226,000×100≒46.9%

この数字から、離婚した女性のうち45%以上が再婚をしているという結果になりました。

子供がいるかどうかは定かではないのでシングルマザーの再婚率と断定する事はできないものの、これだけの数の女性が再婚をしている結果が見てとれます。

幸せな再婚へ!シングルマザーの婚活方法

シングルマザーの数や再婚率など数字のお話をしてきましたが、やはり一番興味があるのはどうやって出会い、再婚まで至るのかだと思います。

ここでは、幸せな再婚を目指す女性の為の婚活方法について調べていきたいと思います。

婚活と一言でくくっても、活動の種類は様々です。

シングルマザーという事は子供がいる状態で恋愛をし、再婚を目指すわけですから独身で子供がいない時とは状況が大きく異なります。

では、「子供がいる」という前提のもとでどのような婚活方法があるのでしょうか。

結婚相談所へ登録してみる

結婚相談所というものは知っているという方が大半だと思いますが、実際に入会した事があるという方は意外と少ないかもしれません。

結婚相談所にもいろいろな種類がありますが、一番一般的である仲介型の結婚相談所についてご紹介します。

仲介型の結婚相談所とは、一人一人に専門の担当員がつき、自分の希望にあった相手を探してくれます。

もちろん最初に自分のプロフィールや経歴を話しておく必要がありますが、「離婚経験があり、子供がいる」という事実も先に知らせてあるため、子供がいても大丈夫と公言している男性しか対象となりません。

知り合った後に子供がいるという事実を切り出さなくてもいい点はメリットです。

また、何度か会ってみたけれど相手とあまり合わないかも…といった場合でも担当者がお断りの連絡を入れてくれますので精神的負担が少ないところも嬉しい点です。

注意しなければいけない点としては、費用が多少かかってしまうことになります。入会金や成婚料といった費用が発生してくる相談所が多いので登録前の確認は必須事項となります。

街コンに参加してみる

街コンとは、街(商店街)や飲食店が主体となって結婚を目指す男女の出会いの場を提供しているイベントです。

参加費用も女性は割と安価に設定されている会場も多く参加しやすいですし、一度にたくさんの相手と出会う事ができます。

また、離婚経験者限定での開催やシングルマザー応援イベントとしての開催もたくさんあるようです。

主催者側が仕切りを行う為、自分のペースで運べないなどのデメリットもありますが、参加しやすく回数をこなせる点では結婚相談所よりもハードルが低そうです。

子供の養子縁組について

シングルマザーの再婚にとって欠かすことのできないのが、子供と再婚相手との関係性についてです。

子供の実の父親は離婚した元の夫であり、その事実は今後も変わる事はありません。

再婚相手の男性が子供も含めて愛情を注いでくれ家族になる場合、どのような手続きとなるのでしょうか。

ここでは、子供と相手の男性との養子縁組についてお話します。

子連れ再婚で一般的な普通養子縁組について

養子縁組には、「普通養子縁組」と「特別養子縁組」の2パターンがありますが、今回は子供を連れた再婚で一般的な「普通養子縁組」について見ていきます。

子供を連れて再婚をする場合、二人は入籍をするわけですが、その際に子供を相手男性の養子にするかしないかを選択する事ができます。

養子にしない場合は、法的に親子関係ではありませんので、相手男性からの相続権や扶養義務が発生しません。

また、子供が相手男性を介護する義務も発生しない為、家族として一緒に住んではいるけれども様々な権利や義務の関係性は一切発生しないという事になります。

逆に普通養子縁組を結んだ場合は、子供にも相続の権利が発生すると共に、相手男性は子供を扶養していく義務があり、子供は相手男性を父親として介護しなければいけないという事になります。遠い将来の話かもしれませんが、この点は重要です。

養子縁組の手続き

では、養子縁組を結ぶ際にどのような手続きが必要なのでしょうか。

まずは婚姻届けを提出する際に、養子縁組届けも一緒に提出をします。

養子縁組届けにも婚姻届け同様の保証人が必要になりますので、保証人には婚姻届けと養子縁組届けに一緒にサインしてもらうとスムーズに進みます。

届出人は、子供の年齢によって決まります。

子供が15歳以上であれば子供本人、15歳未満ではあれば法定代理人(親権者)が届け出を行う決まりです。

婚姻届けと共に養子縁組届けが受理されれば、晴れて相手男性と子供は養親、養子という関係となり法的に親子関係で結ばれる事になるのです。

あなたが相手男性の名字を名乗るのであれば、子供も同じ名字に変更となります。

まとめ

冒頭でも記載した通り、現代での離婚は決して珍しい事ではありません。

たくさんの人々があなたと同じような状況にあるのです。

今回は子供を連れての再婚にスポットをあてて見てきましたが、やはり一番大切なのは自分の気持ちと子供の気持ちだと思います。

子供にとっての環境の変化は大人にとってのそれとは大きく異なります。子供の気持ちを最優先に考えたうえで幸せな再婚を目指したいものですね。