今まで子育てに忙しかった方々も、50代になると徐々に落ち着きお子さんたちも独立や結婚をし始める頃です。

50代とはそういう大きな節目を迎える時期でもあり、『これからの人生をどう生きるか』を自分で自由に選べるようになっていきます。

自分の世界を広げるのも狭めるのも全て“自分次第”というわけですね。

さて、今回のテーマは「バツイチの熟年結婚」ですが、長い人生において“人と人とのつながり”はとても大切です。人生100年になっていく時代ですから、今から何かをスタートさせてもきっと遅くはないはずです。

ですから熟年再婚も十分にありではないでしょうか。

これからもっと年齢を重ねていくと、“生きがい”の面や暮らしにおける“支え合い”の面においても重要になってきます。だから老後、体力的・精神的に弱ったときに励ましてくれるパートナーがいると安心です。

最期まで、人とつながり支え合って暮らしていきたいですよね。

再婚ならではのメリットもある

再婚だからこそ、得られるものもあります。

結婚で一度失敗した経験があれば、その結婚生活から得た気づきや反省点があるはずです。

そこから得たものを次の結婚生活に活かし、新しいパートナーをより思いやれるようになるのではないでしょうか。

もしかすると、以前の結婚生活では思いもしなかった楽しさを、次の結婚では見つけることが出来るかもしれません。

何より熟年で再婚することのメリットは、精神的な安心感やときめきをまた味わえることが大きいといえます。

それは、何十年も夫婦で過ごしてきたカップルではなかなか味わえない幸せですよね。

そして何よりも、いろいろな経験を共に分かち合う誰かがいるというのは、本当に幸福なことですよね。

バツイチ熟年再婚のデメリット

いざ結婚となると、面倒なことや煩わしいこともたくさん出てきますよね。

好きな人と2人でのんびり過ごせるだけならいいけど、金銭的なこと、それぞれの親との関係や親戚付き合い等…いろいろあるのが結婚です。ましてや、「バツイチ」&「熟年」の再婚となればいろいろ問題があるのも事実です。

子どもや親族の問題

お互い子どものある場合は、相続の権利関係で複雑になったりしますので、初婚同士ほど簡単ではないことは確かです。

入籍すれば、墓問題から相続問題まで、ありとあらゆる事に問題が生じる可能性があります。

墓問題は、配偶者と死別後に再婚した場合によくあるケースで、かなり多いトラブルです。

どこのお墓に納骨しなければいけないといったルールはなく、前妻と後妻が同じお墓に入ることも可能ですが、やはり、後妻側に抵抗がある、子ども側が嫌がる…などで、相続と並ぶ2大トラブルといわれています。

パートナーだけではなく、それぞれの家族と十分に話し合い、納得した上で結婚を検討することが大切でしょう。

お互いの介護問題

超高齢化社会なので、老老介護も問題もあったりします。

結婚をしてすぐにパートナーの看護、介護というのはなかなか辛いものがあります。

熟年離婚も、ご主人の介護までは厳しい…といった理由から、奥様が離婚したがるケースも多いようです。

相手の家庭環境を良く知らずに入籍して、ふたを開けたら相手の親の全面介護が待っているケースだってあります。

そうならないためにも、予めパートナーの健康状態(疾患がないかどうか等))をちゃんと確認しましょう。

そしてパートナーだけでなく、その両親や親族についても確認する必要もあるでしょう。

結婚早々に何人も介護していたら、甘い幸せな結婚生活なんて送れるわけがありませんからね…。

結婚前に、お互いがちゃんとパートナー自身の現状を把握することが大切です。

そうすることで、世間で言われているほどの問題は起きないのではないでしょうか。

再婚相手選びはじっくりと時間をかけて

バツイチの中には、前回と同じような理由が原因で離婚してしまう人もいます。

ですから、再婚を考えている相手はじっくり観察することが大切です。

すぐに離婚されてしまう方たちの理由に、性格の不一致などのどうしようもない理由の他にあるのが、

パートナーが「モラスハラスメント」をする相手だったりするケースです。

モラスハラスメントは精神的な虐待のことで、常に離婚原因の上位に入っている原因の一つといえます。

また、モラスハラスメントが原因で離婚する方たちは、ご自身が加害者である自覚がない方が多いです。

そのため再婚に意欲的な人が多く、そのような相手をパートナーに選んでしまわないよう気を付けましょう。

お付き合いの段階で、相手がどのような人物なのかをしっかり見極める必要がありそうですね。

焦って良いことはありません。次こそ幸せになりたいなら、一呼吸おいて結婚前の期間を大切にしてみてください。

長い老後を共に過ごすために

長い老後を一緒に過ごしていくには、お互いの理解と協力が不可欠です。

定年後のご主人に対して、夫が家にいることは妻のストレスという言葉をよく耳にします。

『夫源病』という病名も存在する世の中です。

でもこれは、妻側からすれば「夫が家にいること自体が嫌」という訳ではなく、「何もせずに家にいる夫が嫌」ということになります。

妻が忙しい時にも、夫はずっとソファに座っていて何もしない…といった状況が定年後も続くとなれば、嫌がられてもしょうがないかも知れませんね…。

そんな状況に陥らないためにも、家事を分担してやっていくなどの協力が必要不可欠になってきます。

無理はせず、少しずつ出来ることからで良いのです。大切なのは、お互いが相手を理解し思いやる気持ちですから。

長すぎる人生、無気力で無感動な100年は耐えられません。

むしろ、些細なことにも楽しみを見出したり、新鮮な驚きを得るため色んな所に飛び込んでみたり、人生には工夫が必要です。年を取って、一人で暮らすことは不安で寂しいものです。

不安で寂しいこともあるでしょうけど、気楽で楽しいこともあるでしょう。

長い人生を誰とどのようにつながりながら生きていくのが良いかは人それぞれの価値観によります。

まとめ

ここまで、バツイチの熟年再婚にある様々なメリットとデメリットに触れてきました。

ポイントとしては再婚しようとしている相手のことを本当に良く知るということではないでしょうか。

そしてお互いにしっかり向き合い、結婚後の生活についても具体的に話し合うことが大切ということです。

そして決して焦らずに相手をことです。

後で後悔しないためにも、どのような形で一緒に歩んでいくのかをよく話し合ってみてください。